仕事一筋でなく、オシャレで清潔感のある男を目指し、男性用香水に関心を寄せる男性が急増しています。

メンズの香りは4大家系11ファミリー

男性用香水は、次の4つの特徴的なコンセプトによって分けられます。いわば4つの家系です。

  • シトラス系 さっぱりした柑橘の香りの家系
  • フゼア系 さわやかで若々しいイメージの香りの家系
  • オリエンタル系 エキゾチックで甘く濃艶な香りの家系
  • シプレ系 個性的で深みがある香りの家系

家系とは別に、次の7種のバリエーションがあり、その組み合わせにより11のファミリーがあります。ただし、4つの家系それぞれに、すべて7種のバリエーションがあるわけではありません。

  • フレッシユ ハープやフルーツのみずみずしい香り
  • フローラル 甘くやさしい花々の香り
  • マリーン 水や大気をイメージした透明感のある香り
  • ウッデイ 落ち着いた樹木の香り
  • アンバリー 甘くセクシーな香り
  • スパイシー スパイスの刺激的な香り
  • レザリー 皮革の香り

この家系とバリエーションを重ねたファミリーには、それぞれ特徴的な香りの印象、つまり「香調」があります。

たとえば、フゼアーフレッシュ系ならば、さわやかで若々しいフゼア調にハープやフルーツのみずみずしいフレッシュさが加わった香り、オリエンタルースパイシー系なら、エキゾチックで濃厚なオリエンタル調にスパイスの刺激的な香りをきかせた香り、といった具合です。

ちなみにレディスの香調は、フローラル系、オリエンタル系、シプレ系の3大家系です。フローラル系は文字どおり花々の香りで、優雅で華やかなイメージの女性らしい香調です。清楚な香りからエレガントでやさしい香り、さらに華やかな香りまで、7ファミリーという幅広いバリエーションがあります。オリエンタル系とシプレ系はメンスと同じです。詳しくは拙著『香水の教科書』(学習研究社)をご参照ください。